AppleWatchは3シリーズのラインナップへ
日本時間2020年9月16日の午前2時に9月のApple発表会が開催されました。今年は9月~11月の3回に分けられるとの噂で、今回発表されたのは、AppleWatchとiPadでした。新iPhoneは発売が10月末になると予想されているので、発表会も来月のものになるでしょう。
今回発表されたAppleWatchは最新機種のシリーズ6と廉価版のSEの2つでした。順当な進化になっており、値段は従来どおりです。SEに関しては廉価版とはいえ、機能十分、チップもシリーズ5と同等で3万円からと価格的にも魅力があります。
これまで最低限の機能として残り続けているシリーズ3も継続発売されるようで、さらに値段が下がり、2万円からとなっています。お手軽にAppleWatchを購入できるようになりました。
AppleWatchシリーズ6の特徴
- 最新センサー搭載で血中酸素濃度が計測可能
- 最新チップの「S6チップ」を搭載で従来の20%処理速度が向上
- シリーズ5と同様に常時ONディスプレイ搭載
- 本体カラーにブルーとレッドが追加
新センサーで計測できる「血中酸素濃度」は健康状態だと99~96%程度らしいです。何か疾患などがあると低下するので、自身の健康管理がAppleWatchで出来るようになります。ただし、あくまでも手助けするだけなので、実際に検査して問題なかったとしたらそれが「正」です。あくまでも「手助け」なので、「AppleWatchが言ってるから医者のお前が間違ってる!」とか文句をつけないように気をつけましょう。
▶血中酸素濃度についての解説ページ(コミカミノルタ該当ページ)
AppleWatch SEの特徴
- センサー内容はシリーズ5と同等
- 搭載チップもシリーズ5と同等
- 常時ONディスプレイは非搭載
血中酸素濃度を計測したり、常時ONディスプレイがない廉価版にしろ昨年度のシリーズ5とほぼ同等です。サイズも40mmと44mmの2つあります。自身は常時ONディスプレイがなくとも不便と思ったことがないので、こちらの機種でも十分かと思います。常時ONディスプレイはOFFにすることもできますが、映画館や劇場、その他暗いけど光を発するものを装備できない場面では一々OFFにするのは面倒くさい方もいらっしゃると思うので、その場合はSEのほうが良いかもしれません。
AppleWatchシリーズ3の特徴
- 搭載チップは処理能力が若干遅め
- 心電図や血中酸素濃度は利用不可
- ファミリー共有設定には非対応
- 2万円は安い
しぶとくラインナップに残るシリーズ3です。今回さらに値が下がり、とうとう2万円から購入可能となりました。おサイフケータイ機能も使え、ワークアウト計測も出来るシンプルですが、最低限の機能を持つAppleWatchです。搭載チップが3年前のものなので、処理能力が劣りますが、実際には普段使いでは全く問題ありません。OSのアップデートやアプリを単体で落とす時に多少時間がかかる程度です。おサイフケータイ機能を腕時計に装備させたい、運動の計測をしておきたい、ビットロックなどの電子ロック解除という単純な目的であればシリーズ3でも十分です。
AppleWatchシリーズ6とSEはファミリー共有設定が可能
自分はiPhoneを使ってて、AppleWatchも使えるけど、家族はiPhoneじゃない(スマホ持ってない)からAppleWatchを使用できないという場合は、シリーズ6またはSEならば、ファミリー共有設定が可能です。iPhoneを持たない家族が持つ、AppleWatch(6 or SE)を自分のiPhoneと連携させて使えるようになります。つまり、複数のAppleWatchを1つのiPhoneと紐付けでき、それぞれ別に使用できます。
電話、テキストメッセージ、トランシーバー機能などで気軽にやり取りが出来るようになります。
どれを購入する?
私が現在使用しているのはシリーズ3です。電池持ちもちょっと悪くなってきたので、買い替えを検討していますが、私の使用している感じだとSEで十分かなと感じています。ただ、来月から通勤で7~8㌔を自転車で通うのでその前にクロスバイクをポチってしまったのでちょっと優先順位下げています。
やはり本命のiPhoneの発売を待っている状況です。最新のiPhoneを購入してからAppleWatchを買い換えるかどうか考えようと思います。買うならAppleWatch SEにする予定ではあります。