完全ワイヤレスイヤホンもハイレゾ対応する時代
完全ワイヤレスのハイレゾとは?
完全ワイヤレスイヤホンでのハイレゾ対応は、コーデックが「LDAC」または「aptX Adaptive」に対応している機種であることが最低条件です。LDAC対応ならば大体はハイレゾ対応していることが多いですが、AptX Adaptiveは、自動でAptXの最適なコーデックに接続するものなので、本体にハイレゾ相当の再生能力がないと意味がありませんので気をつけましょう。
現在の完全ワイヤレスイヤホンの主戦力は「LDAC」という認識で問題ありません。もちろん、スマホやDAPもそのコーデックに対応していないといけません。iPhoneは最新機種でも現在のところ本体だけでは未対応です。逆に、アンドロイドの機種では直近のOSを搭載したものならばLDACにも対応しているので安心です。
SONYのWF-1000XM4が大人気
発売当初は大人気で2ヶ月ほど品切れ状態であったSONYの完全ワイヤレスイヤホンの「WF-1000XM4」もLDACコーデックに対応しているので、ハイレゾ再生可能です。現在は基本的に在庫は豊富のようです。私も最近購入しました。
WF-1000XM4は、圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする強力な機能「DSEE Extreme」があり、音場が広くなり、音の広がりと1つ1つの音が粒ぞろいになるためiPhoneでもハイレゾ相当の音質で楽しめます。ただ、人によっては好みもあり、DSEEオフのほうが良いという方もいらっしゃいます。
WF-1000XM4は完全密閉できるイヤーピースを使用することで、強力なノイズキャンセリングが可能です。ちゃんとサイズがあっているかどうか、専用アプリで確認できるので便利です。ちなみに付属しているイヤーピースは私にはどのサイズも合いませんでした。人気のイヤーピースでも自分には合わない場合もありますので、色々試してみるのも面白いです。できれば、購入前に装着を試せる実店舗なので一度確認すると安心です。
テクニクスのEAH-AZ60も追随
臨場感溢れる音作りに好評のあるテクニクスから、LDACに対応したハイレゾ再生可能な完全ワイヤレスイヤホンが10月15日に発売されます。もちろん、高品質なノイズキャンセリングにも対応しており、確実にハイスペックな完全ワイヤレスイヤホンです。
値段も定価がSONYのWF-1000XM4よりやや安い2万円台中程なので手を出しやすいです。未だにどちらを買うか迷っている方は、実機を視聴してから購入することをおすすめします。自分好みの音は他人とは違うはずです。
独自の通話音声処理技術「JustMyVoice™」が非常に協力で環境音程度ならば完全に遮断して自分の声だけを相手に届けることができるので、リモートワーク中の会議などの参加での通話で活躍できます。
eイヤホンさんの動画で、先行実機レビューをしておりますのでぜひ参考にしてみてください。