ピアスをはじめてあけるとき
ピアスは、実際に耳たぶなどに穴をあけるため、「怪我」を負う形になります。
ホールが安定するまでは、化膿することもあれば、腫れたりしたりすることもあるため、必ずきちんとした対応をしていかないとせっかくあけた穴を一回諦めないといけなくなる可能性があります。
今回は、ホールのあける場所、ホールをはやめに安定させる方法などを実体験をもとに記載していきます。
ピアス穴をあける場所、位置
両耳をあける分には問題がありませんが、まずは片耳だけを考えている場合は、右耳だけか左耳だけかでニュアンスが変わってしまうので一応注意してください。
男性 | 女性 | |
右耳だけ | バイorゲイ | ノーマル |
左耳だけ | ノーマル | バイorレズ |
両耳1箇所ずつ | ノーマル | ノーマル |
両耳で穴の空いている数違い | バイorゲイ | バイorレズ |
昨今では、こういった暗黙のルール的なものは気にする人が少なくなっているため、そこまで気にする必要はないと思いますが、一応こういったニュアンスがあるんだよということは知っておくべきだと思います。なので片耳ピアスの場合は基本的に、男性だと左耳に、女性だと右耳にピアスをします。
ピアスホールをあける位置ですが、初心者ならまずは耳たぶになると思います。
耳たぶの場合、あまり下すぎるとちょっとした場合に引きちぎれたり可能性があるので初心者にはおすすめできません。あとは、セカンドピアスにドロップ型のピアスをしたいと思っている場合、下すぎるとちょっと不格好に見えるため気をつけてください。
どうやってピアスホールをあけるか
ピアスホールをあける方法は、かんたんに分別すると3つあります。
- 自分/誰かにピアッサーであける
- 自分/誰かにピンであける
- 医療機関であけてもらう
まず、現状比較的安全かつ容易にあけられるピアッサーという器具があるため、2番はオススメできません。2番の場合は、どうしてもファーストピアスも自分の好きなピアスを付けたいときのみになると思いますが、ホールが安定するまではファーストピアス選びも重要になるかつ、選択肢も結局少なくなるので初心者には絶対にオススメできません。
1番のピアッサーで開ける場合は、自分で開ける場合と他人にあけてもらう形になると思いますが、はじめて自分であける場合はかなり怖いと感じるのが普通だと思いますので、他人にあけてもらうほうが真っ直ぐ開けられるかつ、躊躇しないと思うのでスムーズにキレイにあけられると思います。
初心者の一番おすすめは3番の「医療機関であけてもらう」です。一番安全で確実ですが、唯一のデメリットは、金額が高いことです。最低でも片耳5千円からで、両耳の場合は1万円以上かかるところもあります。一部、ピアッサー持ち込みであけられるところもあり、その場合は片耳2千円程度でやってもらえるので、それが良いかもしれません。自分もピアッサー持ち込みでやってもらいました。
ホールの太さをどうするか&おすすめのピアッサー
ピアッサーを選ぶ場合は、ホールの太さを決めることになると思います。
通常のファッションピアス(セカンドピアス)は、だいたい18G〜20Gなので、ピアスホールの太さは16G〜18Gがオススメです。
ホール(ポスト)の太さは○○Gと表記され、数値が低くなるほど太くなります。
18Gのピアッサー
16Gのピアッサー
ピアッサーは誕生石の色に合わせて販売されてることが多いですが、気にせず自分の好きな色を購入しましょう。
ピアスホールをいち早く安定させるには
ピアスをあけたからには、早めにセカンドピアスにしたい、ピアスホールをはやく安定させたいと思うのが常です。なので、ピアスホールを少しでもはやく安定させる方法を紹介します。
ホールの太さを16Gにする
1番効果のある方法はピアスホールの太さを16Gにすることです。
はじめてピアスホールをあける場合は、少しでも痛くないほうが良いと思いがちで、その場合はピアスホールの太さを小さくしがちですが、この場合ホール安定までかなり時間がかかります。
人体の不思議。穴が大きいと穴を塞ぐのをはやめに諦めて内側に皮膚を形成しやすくなりますが、穴が小さいと完治できると体は諦めずに治そうとするため、時間がかかります。なので少し大きめの16Gにするのがオススメです。もちろん、あけるときはそれなりの痛みを感じますが、我慢できる程度の痛みが一瞬襲うだけです。
しっかりケアを行う
ピアスホールをあけたあとは安定するまでは必ず毎日、ケアを行いましょう。
ピアスホールは人体にとっては「怪我」です。化膿模する可能性もあるため、軟膏型かジェル型でしっかり消毒を行いましょう。マキロンとかは消毒性が高すぎるので痛みを伴う可能性が大なのでオススメできません。
綿棒などに一度軟膏やジェルをすくい取り、ファーストピアスのポストに塗り、ピアスを前後する形で穴に塗りつけます。1週間程度したら、さらにピアスをくるくるさせてみて、痛みがない場合は順調です。
自分の場合は、3週間ほどで痒みも触っても痛みが完全になくなり、1ヶ月経過後にファーストピアスを外して確認したところ、ホールが安定したことを確認したため、セカンドピアスにしました。
ピアスホールが安定し、セカンドピアスをつけるときに、軟膏またはジェルをピアスのポストに塗ってから付け替えると、とてもスムーズにできるのでオススメです。ファーストピアスのキャッチはかなり固めなので、他人にはずしてもらうほうが良いです。その際、痛みを感じる場合は安定していないので中止しましょう。