AVIOT/TE-BD21f を購入〜使用して感じたこと
2月末に、MacBookProに使用する完全ワイヤレスイヤホンが欲しいと思って、色々物色をしていました。AirPodsProはこのときはまだ供給が安定していなく、候補にはならず。特に、ノートPCでの使用なので基本部屋や外でもカフェなので機能としてはノイキャンはいらないです。
そうなると、AirPodsもありなんですが、私はどうしてもカナル型じゃないイヤホンが苦手です。そもそも、EarPodsが耳に合わなかったのでAirPodsも無理です。
そんな中、ビックカメラで商品を色々見ていたら、噂に聞くAVIOTの当商品「TE-BD21f」を見つけました。AVIOTは多くが1万円以下のライト層中心の完全ワイヤレスイヤホンが有名ですが、これは1万5千円とミドルよりの商品です。ライト層商品でもAVIOTはかなり評価が高いので、「TE-BD21f」も大丈夫だろうと試聴もせずに買いました!
「TE-BD21f」の仕様
ドライバー | ダイナミック型×1、バランスドアマチュア型×2 |
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ドライバーサイズ | 9.0mm |
通話用マイク | 有り |
再生周波数 | 20Hz - 20kHz |
イヤホン重量 | 約5.4g |
最大通話時間 | 5時間 |
最大再生時間 | 7時間 |
充電時間 | 約2時間 |
充電ポート | USB-C |
防水規格 | IPX5 |
対応コーデック | SBC、AAC、aptX |
Bluetooth Ver. | 5.0 |
Bluetoothマルチポイント | 1 |
「TE-BD21f」を使用した感想
ケースはかなりコンパクトで、持ち運びにも嵩張ることはありません。厚みはややありますが、一応ジーンズなどのポケットに入れられます。充電ポートもUSB-CなのでAndroidを使用している場合は充電コードもまとめられますね。
本体は円柱形で、こちらもコンパクト。とはいっても完全に耳にすっぽりは入らないので、確実に耳からはみ出ます。決してかっこいいとは言えません。デザイン的にはAVIOTのロゴがボタン部に施されているのはかっこいいですけどね。
経口部は特殊で楕円形です。なのでこれに合うイヤーチップを探すのはかなり骨が折れます。自分も色々(Final、スパイラルドット、コンプライなど)試しましたが、どれも合わなくて、最終的に付属していた「SpinFit」の専用イヤーピースの一番小さいサイズで安定しました。
この「TE-BD21f」に合わないイヤーチップだと体感著しく音質が悪くなる印象です。注意しておきたいですね。
「TE-BD21f」の音質などは?
完全ワイヤレスイヤホンではあるものの、ハイブリッド・トリプルドライバーを搭載しているとてもレベルの高いイヤホンです。
聞いた限りだと、特に高音域がきれいに響き、聞きやすいです。中音域もそこそこ。低音域はちょっと弱めではありますが、響きはわかります。
自分はiPhoneでSONYの「WF-1000XM3」を愛用していますが、全体を上手くまとめて音を統制し、きれいに聴かせるという印象です。
「TE-BD21f」は、それぞれの音が際立つ感じですね。あまり目立たないような音もちゃんと奏でてくれている印象です。ただ、音場は的確とは言えない部分もあります。複数の楽器が演奏を奏でたり、女性ボーカルや男性でも高い声の人なら得意かなといったイヤホンだと感じました。
とりあえず、MacBookProの相棒としては十分な完全ワイヤレスイヤホンです。しっかり活用して音楽など聞きながら作業を捗らせて行きたいですね。