ダイナミックマイクを試したくなる
先日、比較的安価なUSBコンデンサーマイクを購入しましたが、臨時収入は相変わらずだったので、ちょっと背伸びをしたくなるお年頃(おじさん)なので、改めてマイクを購入してみようと思い、実況や放送向けではダイナミックマイクもオススメというYouTuberの動画を見て、「ダイナミックマイク試してみよう」とオーディオテクニカの「AE6100」を買ってみました。
他にも、SHUREの「BETA 58A」や、ゼンハイザーの「e935」も検討しましたが、実際の音声を確認してみたところ好みはこの「AE6100」でした。ちなみにこの3機種ともほぼ同価格帯です。
オーディオインターフェイスが必要
さて、ちゃんとしたマイク(XLR端子接続)をPCで使用するにはオーディオインターフェイスが必要です。なので良さげかつ、エントリークラス程度のものを探していたところ、「EVO4」が結構良いとの評価だったので、こちらを購入しました。
配信・実況向けで大人気のYAMAHA「AG03」は、どこも売り切れしており、アマゾンで転売価格で販売されていますが、さすがに購入する気は起きませんでした。正規価格はおよそ15,000円程度のものが26,000円くらいで販売されてることが多いです。皆様もお気をつけください。
「EVO4」は「AG03」とは違い、ミニジャックのマイク(ゲーミングヘッドセットなどで接続できる端子)には対応していないものの、それを使用するときには、「Sound Blaster G6」を私は持っているので対応可能です。
それぞれPCでセットしてみる
「EVO4」は、接続はいたってシンプルです。マイクをXLR端子で接続し、USB−C→USB-A(2.0)で接続すればOKです。公式サイトから、予めドライバー&コントロールソフトをDLしてインストールした後に接続しましょう。
私のWindows10では、なぜかコントールソフトの一般コントロールが、マウスクリックと画面の表示がずれているようで、狙ったものを押せないという不具合がありました。現在問い合わせ中です。まぁ、Windows上で操作しなくても、本体で操作できるので一応は大丈夫なんですけどね。(不具合の原因はモニターに4Kを使用している可能性が微レ存)
スマートボリューム対応
「EVO4」はスマートボリュームに対応しています。他の機種ではあまりない機能です。スマートボリュームを起動して、しばらくマイクにしゃべったり、歌ったりしていると、自動的に最適な音量にしてくれるという機能です。ダイナミックマイクだと、音量をほぼ最大もしくはちょっと下げる程度にするくらいが丁度いいのであまり役立ちませんが、コンデンサーマイクの場合は結構便利かもしれません。
音質は柔らかくもしっかりした声が拾える
ダイナミックマイクは、コンデンサーマイクと違い電圧不要なのではじまりの音を拾ったり、声を張らないと拾いにくいといった傾向にありますが、ちゃんとしたサウンドインターフェイスとそれなりのお値段のマイクならば、なんら問題はありませんでした。
自分の声を聞いた感じだと、柔らかくもしっかりとした音質でした。はじめのほうの声が拾ってなかったり、声を張らないと拾ってくれないといった感じではありません。もちろん、音量設定はしっかり確保してますけどね。
ダイナミックマイクかつ、ハイパーカーディオイドなので余計な環境音も拾いにくく、音量が普通以下ならば、スピーカーからの音も拾いにくいです。ただ、振動音(机を叩いたり、キーボードのタイピング)には敏感なので、マイクを設置するにはキーボードや作業する机とは別に設置したほうが良いです。アームでも作業、キーボードと同じ机だと振動が伝わりやすいようです。お気をつけください。
ミュート操作はマイクではできないが問題なし
実況や配信用に設計されているマイクは、ミュート操作ができるものが多いですが、このマイクはその意図で作られていないので、ミュート操作ができません。ですが、オーディオインターフェイスの操作(手元)でミュートが出来るので何ら問題はありません。
Discordでうまく声が拾えない場合の解決方法
オーディオインターフェイスで接続したマイクをディスコードで使用したい場合で、うまく声が拾えていない場合は、以下の設定変更を試してみてください。私の場合はまったく声を拾わず、使用不可か……? と悩みましたが解決しました。他にも、とぎれとぎれになるとか、プツプツ雑音しまくるとか色々な症状が出たりすることがあるようです。
ディスコードの「設定」→「音声・ビデオ」→「オーディオのサブシステム」を「Standard」から「Legacy」に変更します。これだけで無事に声を綺麗に認識するようになりました。もし同じお悩みをお持ちの方はぜひ試してみてください。