おもしろいイヤホン探しするには中華イヤホンが良い!?
ここ近年では、アップルのiPodsシリーズやソニーのWF-1000Xシリーズなどの完全ワイヤレスイヤホンが全盛期になっていますが、2022年は再び有線イヤホンの時代になるかもと言われています。その理由には、だいたい２つほどあると言われています。
サブスク音楽サービス高音質化
アップルが提供する音楽サブスクの「アップルミュージック」は、月額利用料金そのままで、ロスレスやハイレゾロスレスを楽しめるようになりました。ただし、現状では完全ワイヤレスイヤホンでは楽しむことができません。Mac，Macbookでの有線接続か、iPhoneの場合では別途DACが必要です。
その他、「アマゾンミュージック」も高音質に対応。2022年では「Spotify」も対応すると言われています。
みんな同じが嫌
海外の著名人やファッションリーダーで言われているのが、iPodsなどが普及しすぎて、「みんな同じものを使っている」のが嫌なんだそうです。海外の著名人は率先して、現在有線イヤホンや、高額なため安易に購入できない「iPods Pro MAX」が人気になっているようです。
日本人はみんなと同じものを使用していると謎の安心感が生まれるみたいなので日本は別かもしれません。
私は、現在ソニーのハイミドルイヤホンのM7を使用していますが、同じ音だとやっぱり物足りなくなることはあるので、今回思い切って安価に手に入る「中華イヤホン」にはじめて手を出すことにしました。
それなりに良い音を出すイヤホンがシングルドライバーだとだいたい、2,000円前後〜、マルチドライバーでも10,000円前後で手に入れることができます。
レビューも多く、高評価も多い「KZ ZAX」を購入
中華イヤホンはじめてのイヤホンは「KZ ZAX」にしました。Amazonにある公式ショップが出しているページでは評価数200以上あり、星4〜4.5と高評価です。
この機種なんと、１つのダイナミックドライバーと７つのバランスドアーマチュアドライバーを搭載しているハイブリッドイヤホンです。普通なら高価格のハズですが、お値段なんと6,550円です。
開けてみると、イヤホン本体がお目見え。KZのロゴと社名の金属板がかっこいいですね。
イヤホン本体のアップです。表面は黒のメタリック調な感じのカバーですが、それ意外はスケルトンです。中身が見えます。この小さい筐体にぎっちりドライバーが詰め込まれているのがわかります。
KZ ZAXの音の鳴り方
ドライバーが複数搭載されているおかげか、高音〜低音までまんべんなくしっかり音を拾うことができます。特に中音域〜高音域はしっかり聞くことができます。「こんな音鳴ってたんだ」という新しい発見があり、今まで飽きるほど聴き込んだ楽曲も新しい感じで楽しむことができます。
モニターイヤホンを謳っているだけあって、そのままの表現力と音場も広く、人によっては何万円もするイヤホンより好きだと感じることも多いと思います。個人的にはもう少し高音抑え目で、低音強めのほうが好きですが、なかなか悪くはないです。
ストレスなく楽しむにはリケーブルは推奨
左のシルバーのケーブルがKZ ZAXに付属しているケーブルです。このケーブル、細すぎて逆に取り回しがしにくいです。イヤホンに近い部分は耳掛け用がついているので、これとケーブルが絡まりまくるんですよね……。音自体はそこまで悪いと感じませんが、リケーブルしたほうが良さそうと思い、画像右のKZ公式で出しているケーブルを別途購入しました。「GS-Copper」というケーブルです。
基本的な音の鳴り方はそこまで付属のものと大きくは変わりませんが、低音の厚みと中音域の厚みが増したと感じました。KZ ZAXはハイスペックなイヤホンなので、絶対バランス接続でのハイレゾ音源が楽しくなりそうです。
今回、当たりも当たりな中華イヤホンだったので、今後「中華イヤホン沼」に足を踏み入れそうな気がします笑。
