Xperiaの2019年新作が発表!
2019年2月25日、 MWC19にてソニーモバイルコミュニケーションズは、Xperia最新機種「Xperia1」と「Xperia10/10Plus」を発表しました。Xperia復活となるか、発表された端末機種情報を紹介しておきます。
「Xperia1」はフラグシップ(ハイエンド)モデル
「Xperia1」の画面性能
「Xperia1」の画面は、大画面+超縦長です。搭載画面方式は「4K解像度、アスペクト比21:9、6.4型OLED(有機EL)」です。最近のトレンドだと、アスペクト比は18~19:9がメインでしたが、ソニーはさらに上を行くアスペクト比に挑戦しています。映画館のアスペクト比に近い形になっていますので、動画などを見る際には適していると言えるでしょう。ただし、各社動画サービスがすぐに対応するかどうがもポイントになってくると思われます。
ソニーは今までの機種でも画面表示に関してはかなり綺麗に表示させる技術は持っているので、そこに関しては問題ないでしょう。あとは、タッチ反応次第ですね(ゲームをやる上ではかなり重要)。
「Xperia1」のカメラ性能
「Xperia1」のカメラ性能は、今までの「1眼」や「2眼」ではなく、まさかの「3眼」となりました。それぞれ、標準用・望遠用・近接用のカメラを搭載しており、どんな場面でも自動で調整して撮影してくれます。今の「3眼」のトレンドに対応したカメラチョイスとなっています。
ただトリプルカメラを搭載しただけなく、人を撮るのに適している技術「瞳AF」を実装しています。「瞳AF」は自動で人の瞳にフォーカスしてくれます。ソニーのデジカメ技術をここで出してきました。今までカメラ性能は少し遅れていたとされる「Xperia」から一気に最新鋭になったと言えるでしょう。
「Xperia1」のCPUやその他の性能
SoC(CPU+GPU)に関しては、最新の「SnapDragon855」を搭載。2018年のハイエンド機種に搭載されてきた「SnapDragon845」より、CPU性能45%UP、GPU性能20%UPと言われています。さらに7nmの製造方法により、消費電力も30%低減できる超高性能SoCとなっています。もちろん新通信規格5Gにも対応しています。
ゲームでは音も重要ですが、今までのXperiaではその性能は他機種を圧倒していました。今回も問題はないでしょう。さらに「Dolby Atmos」にも対応しているので、大画面+音でも動画鑑賞には適しているでしょう。ただし、残念ながら今回もイヤホンジャックは搭載していませんので、その煩わしさは残ります。
指紋認証が側面に戻ってきたという点も過去の「Xperia」ユーザーからは注目の点でしょう。電源ボタン+指紋認証が「Xperia1」に搭載されています。「XperiaXZ2/XZ3」では、背面の変な位置にあったので、カメラと間違えるといったこともなくなり、スムーズに指紋認証が行えます。
防水/防塵機能も「IPX65/68」でしっかり搭載されていますので、家事をしながら、軽くお風呂でといった使い方も問題ありません。
「Xperia1」の発売日と値段は?
「Xperia1」の発売日は一番早い地域で「春の終わり頃」と言われてます。基本的には夏モデルとして登場していくでしょうが、ドコモから5月中に出るのではないかと噂になっています。
値段は税抜き950ドルなので、日本円で110,000円(+税)程度だと予想できます。最近ではハイエンド機種は15万円前後が当たり前となっているので、思ったよりは高くないかもしれません。
「Xperia10/10Plus」でミドル機も登場
基本性能は純ミドル機だが、画面は21:9に対応
「Xperia10」は6型液晶、「Xperia10Plus」は6.5型液晶です。アスペクト比も今作からの「21:9」に対応しています。SoC性能は「SnapDragon630/636」なので、通常使いではまったく問題ありませんが、最新ゲームを最高設定ではプレイが難しいです。通常設定もしくは少し落としてでのプレイなら問題なくできる程度になります。
「Xperia10/10Plus」の発売日と値段は?
いままでXperiaのミドル機は日本では発売されない傾向がありましたが、「Xperia10/10Plus」に関しては発売される可能性が高いとされています。ソニーモバイルが日本でもミドル機投入もしていく予定としているからです。auやソフトバンクから発売されるとの噂があります。ファーウェイリスクが高まってる現在、個人的にはSIMフリーとしても発売して欲しいですね。
発売日は、海外ではすでに発売開始されています。日本では、おサイフをつけたり(可能性として)、技適をつけたりする別途工程があるので、どうしても遅くなりますね。早くて春、遅くても夏に発売されるのではないでしょうか?
値段に関してはすでに発売してる海外サイトが参考になります。日本にも販売しているスマホ通販サイト「ETOREN」では、「Xperia10」が40,100円、「Xperia10Plus」が49,300円です。多少日本では上がるとしてもそこまで高くはないですね。これで投入されればそこそこ需要はありそうです。
※海外での購入は基本的には技適が付いておりませんので、日本での使用はご注意下さい。
「Xperia1」と「Xperia10/10Plus」まとめ
最近元気がない「Xperia」からようやく楽しみな機種が出てきてくれます! さらにミドル機も日本投入の可能性が高いことで、今後日本のソニーモバイルの立ち位置も変わってくるのではないでしょうか? Xperiaファンとしては嬉しい限りです。
ただ、メイン使いはiPhone最新機種の私としてはサブとして「Xperia1」か「Xperia10/10Plus」か非常に迷うところです……。嬉しい悩みではありますが。
Xperia1 | Xperia10 | Xperia10Plus | |
サイズ | 72x167x8.2mm | 68x156x8.4mm | 73x167x8.3mm |
重量 | 180g? | 162g | 180g |
画面 | 6.4型有機EL | 6.0型液晶 | 6.5型液晶 |
画面解像度 | 1644x3840 | 1080x2520 | 1080x2520 |
SoC | SnapDragon855 | SnapDragon630 | SnapDragon636 |
メモリー | 6GB | 3GB | 4GB |
ストレージ | 128GB? | 32GB | 64GB |
外部ストレージ | マイクロSDXC最大512GB | ||
カメラ | 3眼(12Mピクセルx3) | 2眼(13M+5M) | 2眼(12M+8M) |
インカメラ | 1眼(8Mピクセル) | ||
バッテリー | 3330mAh | 2870mAh | 3000mAh |
無線LAN | 11a/b/g/n/ac | ||
防水/防塵 | IPX65/68 | - | - |
USB | USB Type-C(PD対応) | ||
ゲームプレイオススメ度 | ◎ | △ | △ |
カラー | Black、Purple、 White、Grey | Navy、Black、 Silver、Pink | Navy、Black、 Silver、Gold |