クリップボード拡張ソフトを活用しよう!
PCを使用して行う作業や仕事の中で、一番やる機会があると思われるのがライティング作業です。ライターだったり、単純に業務関連の発注書作成だったり、報告書だったり。もしくは、コード入力作業だったり、各種オフィスソフトの駆使だったりもします。学生さんでも、オフィスソフトの利用だったりだとか、もちろん日常的にある課題だったりレポート、論文等もありますね。
私たちは紙時代からデジタル時代に突入してますが、音声認識での文字入力も増えつつあるとしても、やっぱり基本的にはPCでも手を使って文字を打ったり、コードを打ったりしているわけです。
そんな中、同じような内容だったり、コードだったり、URLだったりをコピー&ペーストすることもあるかと思います。標準だと、コピーした内容は別のコピーをしてしまうと、上書きされてしまいます。「ああ、前々回コピーした内容をまた使いたいのに……」と思ったことは無いでしょうか? このコピーした内容を何件も登録していつでも呼び出せるソフトがあります。
クリップボード(コピー内容)の履歴を呼び出す機能だけでなく、定型文も登録しておくことができるので、頻度の高い内容を登録しておけば作業効率も大幅にUPします。
「Clibor」が一番オススメ!
様々なクリップボード拡張ソフトがありますが、中でもシンプルかつ呼び出し機能が優秀な「Clibor」をオススメします。もちろんフリーソフトなので、Windowsユーザーなら誰でも無料でDL、利用できます。
▶︎「Clibor」のダウンロード先はこちら(作者様ページ)
「Clibor」の機能を簡単に紹介
先述したとおり、クリップボード拡張機能なので、過去にコピーした内容を任意の件数だけ表示&選択することができます。履歴表示させる件数は100件も可能ですが、表示が縦長になりすぎて逆に不便になるので、20〜40件程度が現実的かと思います。
併せて、定型文の登録&表示も可能かつグループ別に登録できます。複数の使い分けの挨拶文だったりとか、よく使用するHTMLのちょっと長いコードだったりとか、CSSだとかを登録しておくのもオススメです。
常駐型のソフトです。スタートアップソフト(常駐)一覧の「Clibor」を選択すると上記の設定画面が表示されます。ここで定型文の登録だったり、履歴の件数だったりを設定できます。一応内容をバックアップ&リストアする機能も付いているので、もしもの時も安心してです。同じ内容をデスクトップPCとノートPCとで共有することも簡単にできちゃいます。
「Clibor」は呼び出し機能が便利
常駐型ソフトとはいえ、いちいちスタートアップソフト一覧やタスクバーに行って、画面出して、選択してってやってたら全然作業効率は上がりません。
「Clibor」はそんなことをしなくても、いつでもマウスカーソル部分にコピー履歴・定型文一覧を呼び出すことができちゃいます。ショートカットでマウスを移動させることなくすぐに表示、選択ができるので、作業効率が上がること間違いなしです!
上の画像はメモ帳ソフトで実際に「Clibor」を呼び出し、選択、ペーストをしている画像です。本当にあっと言う前にできちゃいます。
設定画面でショートカットキーをどうすか自分で決められます。自分はデフォルトのCtrlキー2回押しにしています。Windowsの機能で、Ctrlを押すと現在のマウスカーソルの位置を確認できる機能があるので、一覧をマウスカーソルに表示させる「Clibor」にぴったりのショートカットキーかと思います。
まとめ
今回紹介した「Clibor」は、Windows限定のソフトですが、似たようなソフトはMacにももちろんあります。ただ、使いやすさは「Clibor」が一番だと思うので、全く同じ機能をMacでも欲しいものです……。
私もライティング関連のお仕事をしているので、このソフトが無いともはや生きていけません。マジで。そんなに活用する場面はなさそうでも、必ずあって損はないソフトだと思いますので、まだクリップボード拡張ソフトを使っていない方はぜひ一度お試しください!